1949-05-13 第5回国会 参議院 内閣・人事連合委員会 第1号
御承知のように人事委員会は前の議会で國家公務員法改訂案を通しまして、そして國家公務員法が、國家公務員の職務の遂行に当り最大の能率を発揮し得るように、民主的な方法で選択され、且つ指導さるべきことを定め、以て國民に対し、公務の民主的且つ能率的な運営を保障することを目的とするという國家公務員法の実行について、人事委員会は重大な責任を持つておりますので、この際どうか委員長及び委員各位におかれまして、その点を
御承知のように人事委員会は前の議会で國家公務員法改訂案を通しまして、そして國家公務員法が、國家公務員の職務の遂行に当り最大の能率を発揮し得るように、民主的な方法で選択され、且つ指導さるべきことを定め、以て國民に対し、公務の民主的且つ能率的な運営を保障することを目的とするという國家公務員法の実行について、人事委員会は重大な責任を持つておりますので、この際どうか委員長及び委員各位におかれまして、その点を
今この法案の細目に亘つて一々反対の個所を指摘するまでもなく、公務員法改訂案が全世界の世論の支持を全く得ていないということが、如何に基本的人権を蹂躪しておる悪法であるかを雄弁に証明しておると思うのであります。
この前の御答弁の中に、國家公務員法改訂案に戰時法的な色彩はないと言われましたが、これは若しこの國家公務員法改訂案の中に戰時法的の色彩があれば、勿論これを除くというお考えと了解いたします。この問題は非常に重要な問題でありまして、過去において、御承知のように、民主主義は幾度か企てられたのですが、それがやがて崩れた事例がたびたびあるのであります。
○板野勝次君 私は國家公務員法改訂案が、労働者、農民、中小商工業者に如何なる影響を與えるかについて意見を述べたいと思うのであります。 私は十一日の本議場において、公務員法の改訂よりも先ず飯を與えよということを強調したのでありました。併し政府は何よりも公務員法改訂案の原案通過を強行しようとしておるのであります。